『『苦海浄土』を読む 沈黙をひらく哲学』出版記念イベントオンライン開催のお知らせ

2026/06/16水俣プロジェクト
『『苦海浄土』を読む 沈黙をひらく哲学』出版記念イベントオンライン開催のお知らせ

水俣病公式確認から70年:新進気鋭の哲学者と環境倫理学者が対談

環境・人権・地域の課題解決をめざす若者グループ「One Month for the Future(OMF)」は、新刊書籍『『苦海浄土』を読むーー沈黙をひらく哲学』(かもがわ出版)の出版を記念し、著者で哲学者の宮田晃碩さん(長野県立大学講師)と、太田和彦さん(南山大学准教授・環境倫理学)を迎えたオンラインイベントを、6月23日(火)に開催します。

今年は水俣病の公式確認から70年ですが、裁判も続いており、いまだ問題は解決していません。本書において、宮田さんは、石牟礼道子さんの文学『苦海浄土』と哲学を交差させ、被害者の声をいかに聞き、その苦しみを理解できるのかをやさしい言葉で語っています。本イベントでは、水俣に通い続け、世代を越えて水俣病事件について語ることの意味を探求する34歳の宮田さんと、環境・食農の問題に挑む太田和彦さんをゲストに迎え、『苦海浄土』が現代に放つメッセージと、水俣の経験を未来へどうつなぐかについて語り合います。

イベント名

『苦海浄土』を読む――沈黙をひらく哲学 出版記念イベント

日時

2026年6月23日(火) 20:00 〜 21:30

開催形式

オンライン配信(Zoomを使用) 

※どなたでも参加いただけます

※要事前申込、後日参加URLを送付します

参加費

無料

参加申込URL

https://docs.google.com/forms/u/1/d/e/1FAIpQLSedgi-UIwvAffmjm04IHnAfO8-BV8owJspdh_tV-E274PqGLQ/viewform

※ 申込締切:6月23日(火)19:00まで

※ 今回のイベントにご参加いただく方には、当該書籍を特別価格で頒布いたします(税込3,520円)。こちらのフォームから参加登録していただければ、ご回答いただいたメールアドレスまで注文ページのURLをお送りしますので、ご希望の方はそちらからご注文ください。  

主催 / 協力

主催:One Month for the Future(OMF)

協力:かもがわ出版

登壇者プロフィール

■ 宮田 晃碩(みやた・あきひろ)氏 [著者・哲学者]

1992年千葉県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科を経て、現在は長野県立大学グローバルマネジメント学部講師。専門は哲学・倫理学。マルティン・ハイデガーの哲学と石牟礼道子の文学を手がかりに、言語と共同性の関係、および近代化がもたらした「沈黙」の諸相について研究を続けている。

■ 太田 和彦(おおた・かずひこ)氏 [ゲスト・環境倫理学者]

南山大学人文学部准教授。専門は環境倫理学、食農倫理学。環境正義や産業公害、食をめぐる現代社会の「厄介な問題」に対し、シリアスゲーム等の手法を取り入れながら、専門分野を横断して市民や他分野の研究者と連携・対処し続けるための対話の手法を模索している。

書籍のご紹介

書名

『苦海浄土』を読む――沈黙をひらく哲学

著者 / 出版社

宮田 晃碩 著 / かもがわ出版

定価 / 刊行

定価 3,500円 + 税 / 2026年5月刊行

概要

水俣病の公式確認から70年たった今も、水俣病の実態だけでなく人間の尊厳や社会の不正義について普遍的な問いを発し続ける名作『苦海浄土』。作者石牟礼道子が描く言葉を奪われた苦難の人々の声をどう聞き、受け止めればいいのか。いくつものクライマックスの場面に焦点を当て、フリッカーやアーレント、ハイデガーらの哲学を平易に紹介して補助線に使いながら読み解く。未曾有の経験に応答する哲学の挑戦となっている。(かもがわ出版ウェブサイトより)

メディア関係者の皆様へ:取材について

本イベントは、メディア関係者様による当日のオンライン傍聴・取材、および事前のイベント告知の掲載を心より歓迎いたします。著者へのインタビュー等を希望される場合は、次のお問い合わせ先まで、お気軽にご連絡ください。

伊与田昌慶
伊与田昌慶 Masayoshi Iyoda
1986年愛知県生まれ。2009年立命館大学国際関係学部卒業、学士(国際関係学)。2011年京都大学大学院地球環境学舎修士課程修了、修士(地球環境学)。現在、350.orgのジャパン・キャンペーナー、東洋学園大学非常勤講師。2007年より国連気候変動枠組条約締約国会議(COP)に参加し、気候変動交渉・政策の調査や政策提言、市民ムーブメントの構築に取り組む。著書に、"Local Energy Governance"(共著、Routledge、2022年)他。
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